こんにちは。あいりです。
エクセル、パワーポイントでグラフを作成している方に、グラフデザインを直感的かつ訴求力をもたせる作り方をご紹介します。
エクセル、パワーポイントでグラフにする必要があるときに、少しでも見やすい、分かりやすくしたいですよね。
適切なグラフを使用し、見やすくするためのデザインのポイントをご紹介します。
目次
グラフの種類
みなさんはグラフの種類を上手く使い分けることができますか。
グラフに色んな種類があり、使い分けを誤ると見づらくなりますので、注意が必要です。
よく使用されるグラフの種類をご紹介します。
・棒グラフ(積み上げ棒グラフ、棒グラフ)
縦軸はデータの量を表し、横軸は比較する項目をおきます。
棒の高低でデータの状態を把握するときに向いています。
・円グラフ
1つの円でデータの割合を示します。
全体の占める割合構成を把握するときに向いています。
・帯グラフ
長さがそろった帯を並べて全体の占める割合構成を把握するほかに、2つ以上の帯を並べることで割合の比較をするのに向いています。
・折れ線グラフ
数値のポイントごとに線で結びます。
数量の増減の推移を把握するのに向いています。
・レーダチャート
中心から外に向かって放射上に伸び、軸にある点と点を結びます。
全体のバランスやデータの傾向を把握するのに向いています。
それぞれグラフの適性がありますので、グラフにしたいデータの特性に合わせて選択しましょう。
棒グラフのデザインポイント
棒グラフのデザインのポイントをご紹介します。
・グラフの並べ方
一般的には数値の場合は数値が多い順、または少ない順に並べます。
数値ではなくて地名などですと、地名の位置順で並べたりなど、並べるにあたり根拠をもたせるといいでしょう。
・グラフの配色
グラフ一つ一つに配色の関連性を持たせるといいでしょう。
例えば、何かのアイコンの色とグラフを色を合わせることです。
積み上げ棒グラフでは下方から暗い色→明るい色に変化していくようなグラデーションにしていくと統一感があるデザインになり、見やすくなります。
円グラフのデザインポイント
円グラフのデザインのポイントをご紹介します。
・配色
色のトーンを統一し、色にメリハリをもたせると見やすくなります。
グラフの項目の色は色相環で確認して、色相環の色が隣になっているものどおし組み合わせて色を選択するといいでしょう。
・強調
円グラフである項目を強調する場合は、項目を切り出したり、他の項目より大きく配置するといいでしょう。
帯グラフのデザインポイント
帯グラフのデザインのポイントをご紹介します。
・配色
複数の帯を並べるので、同じ項目は色も同じ色にして統一しましょう。
配色パターンとしては同系色の明暗のグラデーション状に並べてみるといいでしょう。
折れ線グラフのデザインポイント
折れ線グラフのデザインのポイントをご紹介します。
・配色
複数折れ線グラフを表現するときは、各折れ線グラフごとに配色を変えていきましょう。
各折れ線グラフの隣り合う色は色相環で確認して、色相環の色が隣になっているものどおし組み合わせて色を選択するといいでしょう。
レーダチャートのデザインポイント
レーダチャートのデザインのポイントをご紹介します。
・配色
レーダチャートが複数有り、重なる場合は薄い色にすることで、重なり具合も把握できますし、見やすくなります。
最後に
グラフのデザインのコツをつかむことができましたでしょうか。
グラフは文字ではなかなか伝わらないデータ情報を直感的、視覚的に理解する手助けをしています。
説明資料を作成しているときには、グラフの特性、各グラフのデザインのコツを意識して作成して頂ければと思います。