パワーポイントのスライドマスターでテンプレートを変更、適用させることで、自分オリジナルのテンプレートを作成することができます。
パワーポイントでいちいちフォントスタイル変更したり、見出しつけるのが手間だなと思っている方に朗報です。
パワーポイントのテンプレートをカスタマイズする機能があるので、あらかじめカスタマイズしておけばよく使用するフォントをいちいち選択しなくても、すでに設定されている状態にすることができます。
他にもパワーポイントのレイアウト、フォントスタイル、スライドサイズなどを設定変更することができます。
さっそく、オリジナルのテンプレートを作成してみましょう。
目次
【PowerPoint2010/2013/2016】パワーポイントのテンプレートの作り方
パワーポイントのテンプレートを作成する操作方法をご紹介します。
スライドマスターという機能を使用してスライドを編集し、テンプレートとして保存します。
レイアウトを変更する場合の操作方法
1.表示タブにある「スライドマスター」を選択
※スライドマスターはパワーポイントの背景、配色パターン、フォント、レイアウト、スライドサイズを設定する機能です。
2.スライドが縦に一覧表示されており、任意のスライドを選択する
3.スライドを編集する
4.「マスター表示を閉じる」を選択する
スライドマスターで編集したスライドが保存されます。
配色パターンを変更する場合の操作方法:
1.表示タブにある「スライドマスター」を選択
2.「配色」を選択する
3.現在選択されている配色パターンとパワーポイントでデフォルトで搭載されている、その他の配色パターンが表示される
使用したい配色パターンを選択する
※オリジナルで配色パターンを作成することもでき、設定もできます。
オリジナルで作成する場合は「色のカスタマイズ」を選択し、文字色、アクセントカラー、ハイパーリンク、背景色などを設定していきます。
4.「マスター表示を閉じる」を選択する
スライドマスターで編集した配色パターンが保存されます。
フォントを変更する場合の操作方法
1.表示タブにある「スライドマスター」を選択
2.「フォント」を選択する
フォントスタイルを選択します。
3.「マスター表示を閉じる」を選択する
スライドマスターで編集したフォントスタイルが保存されます。
スライドのサイズを変更する場合の操作方法
1.表示タブにある「スライドマスター」を選択
2.「スライドのサイズ」を選択する
3.「ユーザ設定のスライドサイズ」を選択する
4.スライドサイズのダイアログが表示される
スライドのサイズのダイアログでスライドサイズの変更、スライドの開始番号、スライドの向きを設定することができます。
「スライドのサイズ指定」項目でスライドのサイズを指定できます。
オススメサイズは「A4 210×297mm」です。
汎用的に対応できるサイズだからです。
用途によってサイズを変更もあります。
講演、展示会用の資料は「ワイド画面サイズ 190×338mm」です。
プロジェクトーまたはモニターサイズに特化されたサイズだからです。
5.「マスター表示を閉じる」を選択する
スライドマスターで編集したスライドのサイズが保存されます。
スライドマスターで作成したテンプレートを対象のスライド設定する方法
スライドマスターで作成したテンプレートを設定する方法をご紹介します。
操作方法:
1.任意のスライドを右クリックし、右クリックメニューから「レイアウト」を選択する
2.スライドマスターで保存されているテンプレートが表示されるので、設定したいテンプレートを選択する
3.テンプレートがスライドに反映される
パワーポイントでオリジナルテンプレートに背景画像を設定する作り方
オリジナルテンプレートに画像を設定する操作方法をご紹介します。
1.表示タブにある「スライドマスター」を選択する
2.挿入タブで「画像」を選択し、画像を挿入する
3.画像を右クリックし、右クリックメニューの「最背面に移動」を選択する
画像が文字の後ろにくるようになります。
4.「マスター表示を閉じる」を選択する
スライドマスターで背景スライドを設定したスライドが保存されます。
パワーポイントでオリジナルテンプレートに背景を設定する作り方
オリジナルテンプレートに背景を設定する操作方法をご紹介します。
背景を設定する操作方法:
1.表示タブにある「スライドマスター」を選択する
2.「背景のスタイル」を選択する
パワーポイントでデフォルトで搭載されている背景スタイルパターンを選択することができます。
また、「背景の書式設定」を選択すると自分で背景スタイルを作成できます。
4.「マスター表示を閉じる」を選択する
スライドマスターで設定した背景のスタイルが保存されます。
最後に
パワーポイントのテンプレートをオリジナルでカスタマイズする操作方法をご紹介してきました。
オリジナルでカスタマイズすることで、文字を選択したり、レイアウトを作成したりなどの手間が省けますので、資料作成スピードが向上されるかと思います。
資料の用途に合わせて、いくつかパワーポイントのテンプレートを作成しておくといいですね。