公務員のオフィスカジュアルについてご紹介します。新卒の採用試験時に来ていくオフィスカジュアルの服、配属後の服装についてご紹介します。
就活をしていると、よく「公務員って安定していていい!」と耳にします。
2019年卒の学生に聞いた、就職したい企業・業種のランキングでは
なんと国家公務員と地方公務員が1位、2位を独占したそうです。
世の中が急速に変化していく中で、安定している公務員は不動の人気なようです。
この記事は公務員を目指す方や、公務員になったばかりの方向けに公務
員のオフィスカジュアルについてお話しします。
目次
いざ、公務員試験!オフィスカジュアルはどうすれば?
例年の新卒採用試験スケジュールは以下の通りとなっています。
※地域により異なる場合あり
・国家公務員(総合職)
4月:1次試験
5月:2次試験
6月:合格発表
・国家公務員(一般職)
6月:1次試験
7月:2次試験
8月:合格発表
・地方公務員(上級・中級)
4~5月:1次試験
6~7月:2次試験
7月:合格発表
・地方公務員(初級)
6~7月:1次試験
7月:合格発表
試験や説明会では、区官庁職員の方もいらっしゃるので
スーツで参加するのが望ましいです。
もし、服装についての指定がない場合は
私服で参加も可ですが、オフィスカジュアルで参加しましょう。
オフィスカジュアルとは、リクルートスーツほどは
カッチリしていない服装ですが、相手の方に失礼のない服装を指します。
…と言われても、しっくりきませんよね。
具体的に、リクルートスーツの場合は、ジャケットとひざ丈スカート、
もしくはパンツで訪問するのがベターです。
夏であってもジャケットは持参しましょう。
区官庁職員の方がジャケットを着ていて、説明会参加者が
ジャケットを着ていなければ失礼に当たります。
ただ、気温次第では上手く脱ぎ着して調節しましょう。
また、服装以外については
男性の方は髪が耳にかからないように、
女性のロングヘアの場合は髪を束ねたり、
ショートの方は耳にかけたりして
清潔な印象になるようにしましょう。
また、面接時に意外とよく見られているのは靴や爪です。
先の尖ったポインテッドトゥやプラットフォーム付きのパンプスは避け、できるだけ上記の写真のようなプレーンなものを履くようにしましょう。
ストッキングは必ず着用し、伝線にも対応できるよう、予備を準備しておくといいでしょう。
手元は面接時に身振り手振りで話すこともあるので面接官から目が行きやすい場所です。
爪は男性の場合は短く整え、女性の場合は長すぎないようお手入れをしましょう。
ネイルは控えるほうが無難です。
試験は緊張すると思いますが、普段のあなたらしさを存分に見せる場です。
その日までにご自身を磨いて参加してくださいね!
公務員試験合格後、いつからオフィスカジュアルにしていい?
公務員に合格した後は1~2週間程度の研修があるそうです。
この研修は新規採用研修といいます。
公務員の場合は部署がかなり細分化されています。
例えばあなたが住民票や戸籍謄本を取りに行くときにも、欲しい書類ごとで別の窓口に申請をします。
ということで、配属先次第で行う仕事もバラバラです。
新規採用研修では、各部署共通のマナーや心構えなどを学び、その後は現場で先輩などに教えてもらうというスタイルなのです。
この、研修期間の服装については、ほとんどの方がスーツで参加するそうです。
もし、スーツを持っていない方はこれを機に一着手に入れるのもいいですね。
初めの一着は黒か紺色の上下セットを購入するといいでしょう。
最近は自宅で洗えるものもあり、クリーニングに出す手間が省けるのでおすすめです!
購入したスーツをベースにジャケットとほかのスカートを合わせたり、冬場はニットにスーツのスカートやパンツを合わせたり、たくさん活用できるはずです!
新規採用研修が終了すれば、上下揃えてスーツを着用することは少なく
現場ではかなり自由度が高いコーディネイトができるようですよ!
公務員のオフィスカジュアル!女性の服装について
区官庁で働く方の姿を見たことがありますか?
私はよく引っ越しをしていたので役所に行く機会が多々ありました。
どの役所にいっても、女性のコーディネイトは自由度が高いなと感じていました。
役所で働く友人に確認してみたところ、一応のルールはあるそうですが
ブーツもショートブーツはOKだったりと自由度が高いことが判明しました。
女性のオフィスカジュアルルールは以下の通りだそうです。
・生足NG!ストッキングは必ず着用すること
・サンダルNG
・TシャツNG
・ロングブーツ・ムートンブーツはNG
・ノースリーブNG
それ以外はほとんどOKだそう。
一般企業と大差ないと感じます。
一方で、アクセサリーやネイルについては厳しいそう。
例えば生活保護を受けている方がいらっしゃったりと、様々な境遇の方がいらっしゃる役所ではきらびやかでない服装が望ましいそうです。
私が感じていた「自由度が高い」というのは
来庁する人に対して、話しやすい雰囲気を作ろうと
あえてカッチリしない、寄り添うようなコーディネイトしていたからだと思います。
最後に
「自分がもし相手の立場だったら?」と寄り添って考え、TPOに合ったコーディネイトができるといいですね!
公務員のオフィスカジュアルについて、この記事が参考になれば幸いです。