オフィスカジュアルのギリギリラインは業種によって様々です。オフィスカジュアルのNGコーデも合わせてご紹介します。
「オフィスカジュアル」とはよく聞きますが、実は会社によってルールは様々。
転職した途端、前勤めていた会社のルールと違った! などという話をよく聞きます。
会社内での暗黙のルールがあったりするので、転職したばかりの頃や、新卒で研修が終わり、スーツではなく「オフィスカジュアル」と言われた時ってなかなか気を遣いますよね。
「マンネリから脱したいけど、オフィスカジュアルってどこまでOKなんだろう、、」
「雑誌で見たコーディネート、可愛いけどオフィスカジュアルとしてはどうなんだろう、、」
と、お悩みの方のために本日はオフィスカジュアルのギリギリラインをご紹介いたします。
ただ、業界や社風、働く部署などでも許されるラインって変わってくるものかなと思いますので、社内の雰囲気を感じつつ使えそうなところを参考にしていただけると嬉しいです。
そこで様々な業種におけるオフィスカジュアルのギリギリラインを調べてみました。
ギリギリラインが分かれば、自分なりにおしゃれを楽しみつつ、オフィスカジュアルのルールも守ることができます。
目次
オフィスカジュアルの基本、ギリギリラインはどこまで?
オフィスカジュアルとは、スーツほどカッチリはしておらず、社内外の方と接する時に失礼のない服装を指します。
外回りなのか、内勤なのかでもギリギリラインって変わってきますよね。
今回は社内のオフィスカジュアルをご紹介していきます。
オフィスカジュアルの判断基準として、「仕事着」と「私服」との切り分けが大事です。
私の経験談も踏まえて、仕事着と私服を切り分けるポイントをご説明いたします。
1.色味
例えば同じミモレスカートにブラウスでも、色味を間違えると「え、今からデートですか?」という風になりかねません。
ブラウスの色は白色、スカートはネイビーは清潔感があり、オフィスでも使えます。
逆にブラウスに濃いめのピンク色を持ってきてしまうと、もちろん可愛いいけれども、色が派手すぎるのでオフィスで浮いてしまいます。
2.露出度合い
梅雨も終わり、夏本番に入ってきていますが、スカートの丈や全体の露出バランスを間違えると下品さが出てしまい失敗してしまいます。
トップスの場合:
首回りが開いているものを選ぶ場合、肩周りや腕周りの露出を控える
(ノースリーブを避けて袖のあるものを選ぶ)
ノースリーブの場合:
首回りの露出を控える
(Vネックや丸首でも詰まり気味を選ぶことで露出バランスをとることができる)
ボトムスの場合:
スカートを選ぶ場合は膝丈厳守です。
膝丈より短い場合はオフィスカジュアルとしてNGです。
パンツの場合:
デニム厳禁というところが多いようです。
外資系などであればデニム着用も問題ないところもあるようですが、基本的にはNGだと考えた方がいいようです。
オフィスカジュアルのNGコーデはなに?
オフィスカジュアルでは露出の多いファッションは避けたほうがよいです。
オフィスカジュアルのギリギリラインをお伝えしましたが、ここからは実際のアイテムをご紹介しながら分かりやすくNG判断していきます。
・オフショルダー
肩出しのファッションです。
一部肩を露出することで、体形を細く見せる効果があります。
しかし、オフィスカジュアルではNGです。
・ショートパンツ
足長効果があるショートパンツですが、膝上丈のパンツはオフィスカジュアルではNGです。
・膝上のスカート
膝上のスカートは美脚効果がありますが、オフィスカジュアルではNGです。
プライベートにだけとどめておくようにしましょう。
そうなってくると、カーディガン+ひざ丈スカート…もしくはパンツスタイルが定番になってきます。
・首回りが開いたブラウス
かわいい!形も流行りでいろんなブランドから出てますよね。
抜襟で首元のデザインも素敵なのですが、首回りの開きがすこし大きすぎるというところです。
残念ですがオフィス向きではないです。
・透かし編みファッション
こちらも涼しげで可愛いのです。
透かし編みになっているため、露出度が高くなっています。
中にペチコートを着たとしても、透かし編みファッションはオフィスカジュアルとしてNGです。
ボトムスはパンツ。
スカート問わずベーシックな形のものを選ぶほうが間違い無いです。
こちらも個人的にはとってもタイプで大好きなのですが、デザイン性が強すぎるのかなというところがオフィスには向かないかもしれません。
首の詰まり方や肩周りの露出も抑えられていて、形はとっても使いやすいのですが、カットや透かしなどが多いと社内で浮いてしまうこともあると思うので、吟味して選んでみてください。
・座るときに足が出てしまうファッション
こちらも清潔感があって可愛いですね。
画像のようにブルーのストライプで爽やかに合わせたいです。
しかしながら、ギリギリNGラインとなりそうです。
軽いスリットであれば問題ないかなというところなのですが、画像のものだと巻きタイプなので、座ると思ったより足がでてしまいます。
特に太ももあたり。
デスクに向かう分には問題ないですが、会議などで正面から見られた際に露出度高めとなってしまいます。
でも、「もっとおしゃれがしたい!」そう言った声もよく聞きます。
プライベート以外でもおしゃれを楽しみたいですよね!!!
かといって入社後すぐ、冒険はできない!という方も多いのでは?
早速、業種別でオフィスカジュアルのギリギリラインをみてみましょう。
金融系・生保業界!オフィスカジュアルのギリギリラインが厳しめ!NGコーデを避けておしゃれを楽しむ!
やはりルールが厳しいとよく耳にするのは金融系・生保・ホテル・国家公務員などでした。
お客様対応が多い分、服装についても明確にしている企業が多いようで以下のような決まりがあるそう。
・露出NG(スカートはひざ丈まで、ショートパンツNG、ノースリーブNG)
・スットキングは必ず着用
・アクセサリーは小ぶりなもの
・爪の色はベージュや淡いピンクなど控えめ
・つま先の出る靴NG(ミュール、サンダル)
・髪色は黒、もしくは濃い茶色
条件があっても今はいろんなアイテムでおしゃれを楽しめる時代です。
例えば、腕時計をNGとしている会社は少ないので、遊んでみるのもいいかもしれません。
ベルトは金属や革、また文字盤が大きいものや小ぶりでシンプルなものなど、たくさんの種類の時計があります。
あまり派手な物は良しとされませんが、お気に入りの一本を見つけてみるのもいいですね。
また、最近はひざが隠れるミディ丈スカートやタイトスカートも人気です。
勤務先や商談先にもよりますが、女性らしく華やかにあなたらしさをアピールしてみてはいかがでしょうか。
華やかな業界はオフィスカジュアルのルールが緩め?でも、NGコーデはある!
比較的オフィスカジュアルに対するルールが緩いのは、広告・アパレル・IT・ゲーム業界などでした。
それでもNGはあります。
私はIT企業に勤めていましたが入社時はジーンズはNGでした。
でも5年も勤めるころにはいつの間にか、内勤チームはジーンズOKになっていました。
時代とともにオフィスカジュアルのギリギリラインも変わりますね…!
さて、広告・IT・ゲーム・アパレル業界でのオフィスカジュアルNGルールを聞いて来ました。
・ジーンズNG
・オフショルダーNG
・髪色 金髪NG(カラートーン7くらいまでならOKなところが多い)
・ミュール・サンダルNG
中でも一番おしゃれできそうなアパレルですが、働くブランドによってその雰囲気に合うような髪色やメイクにするんだそう!
自由におしゃれできるイメージでしたが、お客様に一番よく見られるお仕事ですし、会社やブランドに対する愛がなくては続けられませんね!
また、IT・広告業界では内勤をする場合には厳しいルールがある会社は少ないようですが、外勤となると夏以外は必ずジャケットを着用している企業が多いです。
ただ,ジャケットは黒などではなく、ライトグレーや紺、オフホワイト、ベージュなど華やかなもの、ボトムスはレースのタイトスカートなど、そのシーズンで流行しているものをうまく取り入れながらおしゃれを楽しんでいる人が多い印象でした。
最後に
ここまで業種ごとにギリギリラインをお伝えしました。
やはり会社ごとにオフィスカジュアルのギリギリラインが変わります。
まずは安全なジャケット+スカートやパンツで出勤して先輩たちの様子をよく観察して、
あなたらしいおしゃれを見つけてくださいね!